懸 け の 修 行






今日も相変わらず顔にシワのあるイタチさんは、今日はSランクの修行を鬼鮫君とするそうです。

「本当にやるんですか、イタチさん?」

「勿論だ。」

「ですが、いくら貴方でもコレは…」

「黙れ、鮫。」

イタチさんの目は真面目でした。鬼鮫君は「無理だ」と思いながらも、仕方なく相手をすることに。

「じゃ…始めますからね?」

イタチさんは無言で頷いた。






開始から、10分程経ったころでした。イタチさんの額から一筋の汗。

心配する鬼鮫君の声も無視し何とか頑張るイタチさん。





もう10分経った頃。

イタチさんは両手を膝につき、何とか立っている状態だった。

「もう止めましょうよ…」

「海に帰れ・・・」

「えっ?!」






イタチさんは、もう少しもう少しと頑張りましたが暫くするとその場に崩れるように倒れてしまいました。

「イタチさん!」

「今日も、無理だったか…」

「ですが、頑張りましたよ。昨日より五分ほど長く―」

「そんなことより、アレだ…」

鬼鮫君はハイハイと言って、少し離れた場所にあるアレを取りに行きました。

鬼鮫君が持ってきたのは、大皿に乗った大量の団子。

イタチさんはそれをみるとスッと立ち上がり、団子を食し始めた。

「私も…」

鬼鮫君も食べようとしましたが、イタチさんの目が怖かったので我慢しました。

イタチさんはすぐに大量の団子を食べてしまいました。



Sランクの修行内容_ _ _

目の前で一分間に一ずつ増えていく団子を一日我慢しよう。


修行結果_ _ _

30分も持ちませんでした。








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