月 の 夜






綺麗な満月の夜。そんな日はイタチさんは泣きたくなります。

(涙が出ちゃう…だって、イタチだもん♪)

頭の中にはあの日の出来事が、蘇る…愛しい愛しいMYブラザー。

「サスケ…」

暫く姿を見ていないが、ちゃんと飯を食っているのか苛められていないか…ちゃんと歯を磨いてるのか

心配になる。

「お兄ちゃんは…お兄ちゃんは…

















団子の食べすぎで虫歯になっちゃったよー!!!」


でも団子が悪いんじゃない。悪いのは自分自身と、前まで母親並みに「歯を磨いてくださいよー」といっていた鬼鮫が言わなくなったのが悪いんだ。そうだ、鬼鮫が悪いんだ。

近々、木の葉によらなければならなくなってしまった。

その時には是非逢いたい…



玉三郎(団子の名前)に。








戻る